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軌跡シリーズ

2013年3月25日 (月)

軌跡シリーズ  春の宵

軌跡シリーズはしばらくぶり。
その後の新作に恵まれていない、というのが一番の理由^^

久しぶりに今時の桜の季節に撮った過去の写真を掲載です。 この写真、以前ブログにUPしているので見た方もおられるかもです。

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10年くらい前の撮影で、場所は福島三春町。
7年前のコニカミノルタプラザAでの個展のカバー写真として展示した作品です。

写真月刊誌「アサヒカメラ」を買い続けて久しいけど、たまには気分を替えようと「日本カメラ」などを買ってみる。

敬愛してる白川さんの写真がグラビアトップに載っていた。 いつみても変わらない壮大な切り口に写真を始めたころの自分の姿がダブる、と言ったら大げさか?
個人的には数ある写真月刊誌の中で一番真面目に写真に取り組んでいる姿、社是が感じとれるとおもっている。
アサカメにもたびたび登場する赤城コウイチさんがこちらでも登場していた。
カメラの事なら何でもコイの論客だといつも感心するが、彼が引っ張りだこなのは、その的確な内容とともに、独特の論調も大きいと感じる。  読み物としても面白い。カメラの単行本を数冊出しているが、テクニカルライターとしても的確だし、自身の経験からの話しぶり説得力があり面白い。

編集部と赤城さんの対談ページがあり、そこを本屋さんで立ち読み?してたらゆっくり家で読みたくなってつい買ってしまった(笑)
読んでて本当にその人柄がにじんでいるようでまた少しファンになったかも。
この方、本当に写真が、カメラが特に銀塩カメラが好きなんだ、、、と感心させられる。

「カメラはオリンパスOM-1、フィルムはトライX」  「不思議と使うと物語が出てくるのが?銀塩で・・・」とか、
10歳くらい私より若いけど、「ある程度カメラ機材そろえて習熟してさあこれからという時にデジタルが来た。
昔ならそのまま年をとれたわけじゃないですか・・・」とまるで私ごとを代弁しているようでハツとさせられたりする。
「いろいろひっくり返されてね、厄介なことになったなと思いましたけど、切り替えないと仕事できなくなっちゃうんだからしょうがない」とはまさに私世代のカメラマンの本音だろうと思わず苦笑いさせられる。

写真展をやらない理由を編集部から聞かれて、「面倒くさいから」とはそっけないがそのあとがいい、
「表に出ない名作がたくさんたまっていても、死んだらみんな捨てられちゃうんだろうけど、終わっちゃったらそれでいいじゃん、いいんですよ人間なんてそんなもんで」  読み終わって深いため息と共感、リキミなく淡々と・・・なんかジンと来てしまった。
ご自分を「作例作家」と謙遜されるがそんなことはないことくらい周りを知る人は知っている、そこがまた良い。
作例写真だけで業界につながっている人もいるが。それも作家然としているから笑えるキズカナイのは本人ばかり(苦笑)  
広い世間には作例写真しか撮れないカメラマンもかなり多い。 気を付けよう自分もそういわれないように(笑)
まあ、他人事にかまっている余裕はないし・・・

そういえばいましたね・・・フォトグラファー 柳沢 信   格好よかったです、好きでした。

2012年7月17日 (火)

軌跡シリーズ その41回 一枚の写真が人を結ぶ。

昨日15日は白昼に木星食があったのですね、 後から知りました。  
木星食は月の影に木星が隠される現象で、2001年8月16日の未明にも木星食がありました。
写真はその時の一こまで、この写真を先日の個展で展示しました。そうしたところ、

それを見たある人から、「この写真は10年くらい前に乗鞍岳での木星食のあった日の未明の星空ではありませんか?」
「なぜそれをご存じで?」  その方 Yさんは、当日その場にたまたま居合わせた方だということが、当時のお話から分かったのです。  ほとんど同じアングルの写真を撮られていたと話されていました^_^)
一枚の写真から 何とも11年ぶりの不思議な邂逅を感じた次第です。

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当日の事はまだはっきり記憶にあり、山頂直下で先に撮影されている方が一人いたと記憶していましたが、その事を話したところ、ピンポイントであっていたので、初顔合わせの方でしたが個展会場で少し盛り上がってしまいました。

Yさんはその後も星の月刊誌などで執筆されご活躍されています。

ペンタックスLX  20mm バルブ露出。  盛夏未明の東空。  すでにオリオン座も昇ってきていた。


2012年5月22日 (火)

海と星

雑事に追われていたが気が付けば写真展がもうすぐ始まる。

今は一応準備万端のはずだが、始まってみるとあれもこれも忘れていた、なんてことがあるもの。

まあ、今回は今までの回想録的な感じなので何とか乗り越えられるでしょう。

なんでも押し迫ってから、ふと全く違うことを考えたりすることがある。  それは内緒だが写真展が終わったら、
星写真の原点の海に行きたいと思っている。潮の香りと波の音が妙に恋しい。
山で星の美しさの洗礼を受けた筈だが、意外にも海での星撮影に思い出が多かった。

そんな一枚の写真

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南伊豆先端。  赤同儀を使ったが極軸が正確に取れていなかった苦い思い出のある写真。星が動いてしまったが、今となってはほろ苦い思い出の写真。

10年以上前のポジ撮影でした。

2012年3月24日 (土)

軌跡 その39  星降る山頂

月刊カメラマン(モーターマガジン社)4月号を買ってみた。
値段の割に内容は読みごたえがあり買っている。特に今月号(4月号)は新機種の比較記事のほかに、
「この写真家に注目!」月カメ推薦・気鋭の60人。が面白く読みごたえがあった。

若手写真家60人の紹介とその代表写真をそれぞれ1ページを使って紹介している。
みな若く、1970年代から80年代生まれのカメラマンが多い。
私と一世代違う子供世代だが、みなしっかりとしたポリシーを持って作品作りをしていることがうかがえる。

デジタル全盛の時代だが自分の作品はポジやネガという人が圧倒的に多くけっこう意外。
もちろん仕事ではデジタルを使っているが、ほとんど手を加えず、ごみ取りと明暗をいじる程度というカメラマンが多かった。 なんでも後処理でというデザイナーみたいなカメラマンもいるが銀塩の延長ととらえている若手カメラマンが多くうれしい。 今時の若者をとかくよく思わないのは今時の中高年のようで、考えも実践もしっかりこなしているという印象だった。

親子ほども歳が違うので、編集部の人もやはり若手を、これから伸び盛りのカメラマンを使いたいと思うのは当然かもしれない。

その月刊カメラマン誌のグラビア(TopLight)に紹介された過去の写真を紹介させていただきます。

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2009年12月号掲載。  D3

お世話になりながら最近編集部に顔を出していない。失礼しているがすっかり忘れられないうちに近々顔を見せに行かないと・・・すっかりわすれられてしまいそう。

2012年3月17日 (土)

軌跡 その38   冬富士残照

星景写真の軌跡シリーズ。

今回は夕刻の冬富士にかかる半月です。

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鳴沢村から撮影したこの写真はデジタル一眼レフで初めて多重露光機能を搭載した ファインピクスS3Proで撮影。 
 この機能は今ではごく普通の機能になりました・・・

2012年3月 7日 (水)

軌跡 その37  甲斐駒ケ岳と月

軌跡シリーズ37回目は甲斐駒ケ岳と沈む月齢一の月。

古いポジをスキャンしたもので季節は定かではありません、撮影地は山梨県日野春付近でした。

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クリアな空の色から晩秋から初冬にかけて撮影したものと思われます。
自分の写真ながら整理整頓が行き届かず、撮影データーに誤りがあるかもしれません。

ペンタックスLX  28~70ミリ f2,8  RDPⅡ

月の上に光る星は金星。  甲斐駒山頂から北に延びる鋸岳への尾根付近の空のグラデーションに惹かれて撮影した一枚。

2012年1月23日 (月)

軌跡 その35  連作、樹氷原

軌跡シリーズの35回目は樹氷です。

撮影年、場所もまちまちですがこの時期にかつて数年にわたって樹氷の撮影に出かけました。
八甲田蔵王西吾妻と。 
 続けてご覧ください。

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西吾妻山山頂での夕映えの樹氷群。

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西吾妻山、かもしか展望台で。

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西吾妻小屋で。 沈む太陽。

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八甲田山たもやち岳山頂。  ガスが切れ突然モンスターが姿を現した。人の背丈の2倍はある。

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登りついた西吾妻山頂で。  当時、我が家の苦難を排除してくれるような樹氷の姿にひたすらシャッターを切った。寒さで瞼に霧氷ができていた。

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数日続いた吹雪が止み、無人の小屋から久しぶりに外に出た。  なんと豪勢な樹氷と残月の競演だろう。
西吾妻小屋付近。

2012年1月20日 (金)

軌跡 その34  厳冬の浅間山  10年の歳月を経て。

2002年1月に撮影した浅間山に昇る満月。長野側外輪山の黒斑山から撮影。

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リンホフマスターテヒニカ4×5 ジンマーMC150ミリ f5,6 6×9ホルダー使用。


浅間山の反対側群馬 鬼押し出し方面から撮影。 晴れゆく浅間、噴煙と雲が混沌としている。

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キャノンEOS5DⅡ  24~105ミリ f4,5

2枚の写真はともに冬の撮影だが、10年の時の隔たりと銀塩とデジタルの違いのほかに、アングルが正反対という違いもある。
今、2012年はどっぷりデジタルの時代だが、風景写真を撮る事においてはすでに画質に差はないとも言えるだろう。
いや、今でも「色の深み」においては10年前の銀塩に今のデジタルが追いついてないとも感じる。
次のフラッグシップカメラはともに動画に重点を移したようにもとれる。 その先のデジタルカメラはどんな変貌を遂げるのか?興味はあるが、風景用カメラとしての完成度はこの先も銀塩が優位かも。

この先10年はどんな風景を撮っているか、あるいはくたばっているか。
10年ひと昔というが振り返れば本当に早かった歳月だった。


  

2012年1月14日 (土)

軌跡 その33  冬富士とオリオン

しばらくぶりの軌跡シリーズ、その33回目は今時の冬の夜空を代表する星座オリオンと富士山の饗演。

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今までブログと雑誌でたびたび登場させているのでおなじみの人も多いかもしれませんが、私の星景写真の
原点であり、代表作でもある一枚です。

写真を見た人からどうやって撮影したのかその手法を一番多く聞かれた写真でもあります。
コニカミノルタでの個展の時に、今は多方面で活躍されている写真家でもあり冒険家でもある石川直樹さんから
星を点に写す方法を聞かれました。その時は赤道儀なるものを使って撮影したことを伝えた思い出がよみがえる写真。  星にまつわる話をしている内に私はすっかり石川さんのファンになっていました。  写真については相当な腕前なのに、知らないことは実直に聞いてくるところが素敵だなと感じました。
その後、つい最近エベレストにも登られたことでますます敬服。  今、SanDiskの広告に登場されています。

昼空を暗くしたり、明るいうちから赤道儀を正確にセットすることは今から振り返ってもかなり大変な作業だったのです。
まあ、あまり撮影の苦労話はしないほうが良いですね。  写真は見てくださる方の感性にゆだねるのが正しいと思います。

2011年11月18日 (金)

軌跡 その32  冬富士に昇る満月

しばらくぶりの軌跡シリーズ、その32回目はこのブログのタイトル写真にしている冬富士に昇る満月です。

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月と富士から立ち昇る雪煙以外はマッスを黒くつぶして画面を単純化しました。
実際の撮影現場でもファインダーで確認できるのは富士山頂と明るい月、強風により時折立ち上る雪煙のみでしたから、見た目に忠実な写真といえばその通りではあります。

満月はやはり相当明るいものですね。  いつもの事ですが、山頂から昇ることを計算し場所取りして構えていたのが、またしても少し外れてしまいました。 結果的には雪煙のおかげでこの方が良かったようです。

SONY A900  300mm 富士宮市